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遊びを通して学ぶ

「学習意欲の旺盛な生き物ほどよく遊びます。向上するための遺伝的本能を持たない動物は遊ぼうとしないものです。」

この有名な言葉が、当園の教育理念のすべてを支える土台です。遊びの重要性に疑う余地はありません。子供は遊ばなくてはならないのです。子供は生まれ持っている才能には、決して限りはありません。学ぶためには遊ぶ必要があるのです。だからこそ当園はその名前を、偉大な哲学者プラトンがただ話を聞かせることで弟子達に教えを施した学問の庭「アカデミア」から取っているのです。

スコティッシュ・アカデミーの教育理念の土台となっているのは、フレーベルの教育思想です。フレーベルはドイツの教育者であり、幼稚園というものを考案した最初の人間でもあります。現在広く使われている「キンダーガーデン」という言葉もフレーベルの造語です。

フレーベルは、生まれてきた子供は枝から落ちたばかりの熟した実のようなもので、自ら育つ力に満ちた存在であると考えました。幼児のどのような活動も、すべては幼児の人間としての能力・成長を現しており、幼児が内に感じる衝動により自分を自由に成長させていく過程と見ることができます。

健康な幼児とは、自分から外界に働きかけずにはいられない活動的な存在なのです。
幼児は、まだ身に付けていないもの、まだ認識できないものを理解しようと、絶えず努力しています。幼児は自分の小さな世界を築き上げていく創造者であろうとしているのです。

世代を追うごとに学ぶべきことは増えてゆき、旧世代は新世代の人間の持つ知識の多さに驚かされるのが世の常です。実際、今では小さな子供が携帯電話や多機能ビジネスフォンを使いこなしているではありませんか。

スコティッシュ・アカデミーは、子供が知識を得る機会を提供する場として整備されています。そしてその経験とは、楽しさいっぱいの遊びなのです。当園ではパソコンを3台と、その他にスコットランドから輸入したおもちゃのコンピュータを1台、用意しています。初めてコンピュータに触る幼児は、おもちゃで基本的な使い方やマウス操作をおぼえていきます。

2歳児はマッキントッシュを使って、"Reader Rabbit"などの、発育段階に合わせたソフトウェアで学びます。3歳以上になるとウィンドウズを使い、"Become a World Explorer" や "I Can bean Animal Doctor" などのさらに高度なソフトで遊ぶ他、入力、回復、保存等の操作もおぼえていきます。

こういったカリキュラムは入念に組まれおり、園児達は遊んでいるつもりですが、実際には自然に学んでいるのです。遊びとは決して無為な時間の過ごし方ではありません。
遊びとは、世界を科学的に探求してゆくために必要な、知的活動なのです。

日本においては、よく知られているのはモンテッソーリ教育法の方でしょう。 モンテッソーリ教育法もフレーベル教育法と同様に、「子供は、自らを成長・発達させ る力を持って生まれてくる」という考えを基本としています。モンテッソーリ教育では 実践教育を旨としています。

スコティッシュ・アカデミーでは教師は自然にモンテッソーリ式の教育を行っていますが、それだけでなく、フレーベル式に「子供の要求するものを汲み取る存在」に徹しています。


園長モード・ラムゼイはまずモンテッソーリ教育法を学びました。その後も幼児教育をさらに高度に研究すべくフレーベル教育法を修め、それにより「National Froebel Foundation」から認定書を交付されています。ラムゼイの名前の後ろに付けられている「NFF」は、National Froebel Foundationの略であり、NEFから認定された幼児教育者であることを示すものです。



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